kephyce 日々の記録

エレクトロニクスと音楽のお話

私の初めての電流伝送はファンタム互換マイク

なんか、とんでもないものを作ってしまった気がする。

(こんな写真しかなくてすみません)

まだI/Vアンプを作っていないので、ファンタム電源で録音した。
EDIROL R-44のファンタムをかけて、アナログ入力での録音(写真の4本中2本のみ)。
振動板(マイクカプセル)はショップスのMK2(無指向)。

2-3、解決・改良すべき問題が残っているが、音質は、初の試作としては大成功。

なんだ、この音\(^O^)/
あまり評判が良くないR-44のファンタムと入力アンプでこれだけ録れてしまうとは、参りました。
過去聞いたことがあるショップスオリジナルとか、DPAとか、AKGオリジナルとかの音とは全く鮮度が違います。
AGKのオリジナル回路は一部所有していますが、あんな複雑な回路(エミッタフォロワのプッシュプルとか使っていますがB級動作らしい、、、、)でああ言う音ですからねぇ・・・

完全にkephis式なので、金田式ではないです、この回路。gmブースター、なんてものをつかってファンタムで使える電流ギリギリまで出来るだけ多くの電流を増幅動作に使用する設計にしています。

これをそのままバイアス付きのI/Vで受けたら、さも恐ろしい(笑)
あ、私は金田さんの特許と違って、カレントミラーは使わず。中身をバラしてしまえば、フォールデッド・カスコードです。
これだけで判る人には回路が全て判ってしまうでしょう(^_^;)。マイクに供給する電流と取り出す電流がカレントミラーによる1:1とはならないので、金田さんの回路とは全く違います。しかも、フォールデッド・カスコードは入力インピーダンスがかなり低い(1Ω以下)ですからね。エミフォロと同じですから。

※注、R-44のキャノン入力はGNDが接触不良を起こしやすく、信用おけないので本番には使いたくありませんが※

ところで「ファンタムが電流伝送なの?」と思った人は・・・・・いろいろな角度から考えてみてくださいね。

最終形が出来てからホームページの方で詳細は公表(できるところは)します。