kephyce 日々の記録

エレクトロニクスと音楽のお話

LibreOffice

LibreOffice
前からそういった無料のアプリは知っていた。

私はMacをメインで使っており、Office(Excel)は未だ2008(Excel for Mac 2008)なのだが、Windows版Excel2007でつくったマクロファイルを走らせたくやってみたが、VBAマクロはこのMacExcelのバージョンでは走らない、ということで、ありゃー。

新しいExcelを導入するかな、とも思ったが、ふと表題のアプリを思い出し、会社でWindows版をダウンロードしてちょっと使ってみたが、軽くて使いやすいし、マクロはそのまま走る。
「をを!」
っと、Mac版(LibreOffice_5.1.6_MacOS_x86-64)をダウンロードして、走らせてみた。
OSは10.9.5である。
まず、解凍・インストール、その後、日本語化パッチを当てて、起動したら、
「このアプリは壊れています」と、ゴミ箱に入れますか、だと。
で、もう一度インストールし直し、日本語化パッチはしないでおいた。
すると、こんどは、「調査中」のウィンドウが出て、それ以降、うんともすんともいわない、、、、??
アクティビティモニタで観察したら、CoreServicesUIAgentというプロセスが走りっぱなし、占有メモリがみるみる増大していく。仮想メモリも入れて20GB越えた(笑)。
10分以上経ってから、「このアプリは開発元が未確認ですが起動しますか?」
通常、「起動できません」になるのだが、起動するボタンも出てくる。
でようやくokで起動した。
その後日本語化パッチを当てた。
現在、正常に動いているようである。

追記すると、なかなか起動しないで悩んでいたとき、AppleStoreから
LibreOfficeVanilla
というほぼ同等?のアプリをインストールしてみたが,こちらは素直に立ち上がった。

まぁ、こちらでもよいのかな?

MS Excel互換モードでマクロが走っている。

一点、ちょっと無理して作っている(関数のスペック外の微妙なところを使って作った)自動計算式がうまく動いていない。完全に互換では内容で。

これ、なかなかつかえるぞ、新しいExcelは要らない、いまのところ。
必要ならばWindowsを立ち上げれば良い。


更に期待は、まだリリースされていないが、「Chart」というグラフ作成機能が追加で付くらしい。
何が期待か、って、Excelはまったく科学技術的なグラフ作成に適していない。
横軸共通で、縦軸を複数上下に分割したようなグラフを作ることができない。
会社でも、レポートが書きにくい。
だってゲイン/フェーズは、上下に分けたグラフにした方が判りやすいでしょう、Spiceのグラフ機能のごとく。
こういったグラフ作成ができるようになれば鉄壁である。